学び・気づき

売上の4割を占めるブランドが、ある日突然出品できなくなった — 偏りは止まる前に数えておく

ささーち 2026-10-25 約4分で読めます

結論:売上が1か所に偏っていないかは、止まる前に数えておく。止まってからでは、数えることしかできません。

この記事は、副業を始めた非エンジニアの会社員向けです。「売上が1つに偏っていると何が起きるか」の記録です。

さーち

売れてるブランドがあるなら、それに集中したほうが効率いいんじゃないの?

売れている間は、それが一番効率的です。 ただ、止まった日に失うものも一番大きくなります。

Claude

何が起きたか

副業で、Amazonに商品を出して売っています。

2026年9月27日、ある海外ブランドに「ブランド規制」がかかりました。

ブランド規制とは、Amazonが特定のブランドを、許可を持つ人だけが出せるようにする仕組みです。

許可を取るには、メーカーや正規の卸からの請求書が必要です。

ぼくはお店で小売価格で仕入れているので、この条件は満たせません。

つまり、このブランドの新しい出品は、もうできなくなりました。


その日のうちに、Claudeに全部調べてもらった

慌てて商品ページを1つずつ見るのはやめました。

Claudeに、Amazonの出品データを全件読んでもらいました。

分かったことは次のとおりです。

✅
売っていた47件
すべて今までどおり購入できる状態
⛔
新しい出品
許可がないので出せない
📦
倉庫への追加納品
その日時点では受け付けている

ひとまず、今ある商品は売り続けられます。

ただし安心はできません。

規制のあと、しばらくして追加の納品まで止まった前例があるからです。

いつ止まるかは、誰にも分かりません。


偏りを数えてみたら、41%だった

次に、このブランドが売上のどれくらいを占めていたかを出してもらいました。

直近30日のAmazon売上のうち、41%でした。

売上の4割が、1つのブランドに乗っていたことになります。

普段の感覚
「よく売れる主力」
頼りになる存在だと思っていた
→
数えた結果
売上の41%
止まれば売上の4割が消える存在だった

「よく売れている」とは思っていました。

でも、4割という数字で見たのはこの日が初めてでした。


在庫は「17ヶ月分」に見えた

次に心配になったのは、手元の在庫です。

最初の集計では、今の売れるペースで17ヶ月分ありました。

1年半近く売れ残る計算です。血の気が引きました。

でも、数字が大きすぎる気がして、中身を確かめてもらいました。

原因はすぐ見つかりました。

まだ仕入れていない「納品の予定」まで、在庫として数えていたのです。

ぼくは、先にAmazonへの納品計画を作ってから仕入れる進め方をしています。

その計画の分が、在庫の数に混ざっていました。

最初の集計
17ヶ月分
まだ仕入れていない予定分まで数えていた
→
数え直した結果
7.5ヶ月分
実際に手元にある在庫だけで数えた

半分以下になりました。

⚠️ 注意

慌てている時ほど、最初に出た数字を信じたくなります。大きすぎる数字は、まず中身を疑ってください。


それでも、安心できる数字ではなかった

7.5ヶ月分は、売れるペースが今のままだった場合の話です。

直近90日の平均ペースで計算すると、12.4ヶ月分になります。

さらに商品ごとに見ると、在庫の約6割が、売り切るまで1年以上かかる計算でした。

その日、Claudeからは「新しい仕入れは止めましょう」と提案がありました。

ぼくもそれに従いました。

残った在庫をどう売り切るか。値下げするか、別の場所で売るか。

正直に書くと、まだ答えは出ていません。


偏りの数え方

この経験から、ぼくが毎月見るようにしたい数字は1つだけです。

1

売上を、出どころごとに分ける

ブランド別・取引先別・サービス別など

2

一番大きい1つが、全体の何%かを見る

今回は41%だった

3

それが止まったら、どうなるかを考える

在庫は何ヶ月分か、代わりはあるか

会社員の方にも当てはまります。

副業の収入が、1つのサービスや1つの取引先だけに頼っていないでしょうか。

一番大きい1つが止まったら、何割減るか。

それを、止まる前に1回だけ数えてみてください。


学んだ3つのこと

✅ まとめ
  1. 「よく売れる主力」は、止まった日に一番大きく減る場所でもある
  2. 慌てた時の最初の数字は疑う。17ヶ月分は、数え直すと7.5ヶ月分だった
  3. 偏りは止まる前に数える。止まってからでは、数えることしかできない

今後

このブランドの新しい仕入れは止めています。

手元の在庫の売り切り方は、まだ決めていません。

その後、別のブランドの出品許可を12件申請しました。6件はその場で通りました。

1つのブランドに頼る割合を、少しずつ下げていくつもりです。


最後に:自分の思い

売れている間、ぼくはそのブランドに感謝していました。

「これがあれば大丈夫」と、どこかで思っていました。

その「大丈夫」には、数字の裏付けがありませんでした。

41%という数字を、止まる前に一度でも見ていたらと思います。

仕入れの量も、たぶん変わっていました。

伝えたいことは1つだけ。

一番頼りにしているものが止まったら何割減るか、今日のうちに1回数えてみてください。


この記事も Claude Code に書いてもらいました。「結論先行・一文60文字以内・数字を使う・誰向けか明確・自分の思いで締める」の5点を意識した版です。

副業物販Amazonリスク管理非エンジニア

よくある質問

Q. Amazonのブランド規制とは何ですか?
A. 特定のブランドを、Amazonが許可した出品者だけが出せるようにする仕組みです。許可にはメーカーや正規卸の請求書が必要なことが多く、お店で小売価格で仕入れている場合は条件を満たせません。実例では、規制のあと新しい出品ができなくなりました。
Q. ブランド規制がかかると、出品中の商品も売れなくなりますか?
A. すぐに止まるとは限りません。実例では、出品していた47件はすべて購入できる状態のままでした。ただし、しばらくして倉庫への追加納品まで止まった前例もあり、いつ止まるかは分かりません。新しい仕入れは止めるのが安全です。
Q. 在庫が何ヶ月分あるかを数えるときの注意点は?
A. まだ手元にない分を混ぜないことです。実例では、仕入れ前の納品計画の分まで在庫として数えていたため、17ヶ月分に見えました。実際に手元にある在庫だけで数え直すと7.5ヶ月分でした。大きすぎる数字は、まず中身を確かめてください。
Q. 売上の偏りは、どうやって確かめればいいですか?
A. 売上を出どころごとに分け、一番大きい1つが全体の何%かを見ます。実例では1つのブランドが41%でした。そのうえで「それが止まったら何割減るか、在庫は何ヶ月分か」を考えます。止まる前に1回数えておくだけで、仕入れの判断が変わります。
続けて読む
← 前の記事
値下げボタンだけはAIに押させない — 任せるのは『数字を出すまで』と決めた理由
あわせて読みたい
関連記事
ClaudeがNOと言った日 — AIに『全部自動化』を止められた話
#AI活用#自動化#利用規約
関連記事
Claude Code 2ヶ月、挫折しかけた3つの瞬間(と、戻ってきた理由)
#AI活用#副業#挫折
関連記事
AIが書いた記事を、AI自身に検証させたら12箇所間違っていた
#AI活用#ハルシネーション#事実確認

コメント

記事への感想・質問・指摘など、お気軽にどうぞ。匿名(ゲスト)でも投稿できます。

← 記事一覧に戻る