Claude Code

自動テストに28項目全部合格したのに、見た目は1か所ズレていた

さーち 2026-08-07 約3分で読めます

結論:自動テストは28項目すべて合格した。それでも、目で見たら1か所ズレていた

この記事は、AIに作らせたツールを人に渡そうとしている非エンジニアへの記録です。

さーち

AIのテストが全部通ったなら、もう完成でいいんじゃないの?

それが今回、通用しませんでした。合格した直後に、目で1件見つかりました。

Claude

何をしていたか

タロットアプリを作りました。人に配る前の最終点検をしていました。

まずは自動テストです。ファイルを開くだけで、アプリが自分で自分を点検します。

確認する内容は28項目。所要1分です。

結果は全28項目に合格でした。

📌 ポイント

156通りの文章を人力で読むのは無理です。ここは機械に任せる場所です。


合格した直後に、目で1件見つかった

自動テストの次は、自分の目で見る番でした。

10枚のカードを並べる「ケルト十字」という並べ方があります。

カードには1〜10の番号が付いています。その 2番だけが、明らかに浮いていました

本来はカードの角に付くはずの番号が、約50px上に離れていたのです。

⚠️ 注意

28項目に合格した1分後の出来事です。テストが緑でも、完成ではありませんでした。


なぜ機械は見つけられなかったのか

原因は、2番のカードだけ横倒しで置く作りにあったからです。

「横倒しにする」という指示は、カードの絵にだけかかっていました。

番号のほうは、回転する前の縦長の枠を基準に置かれたままでした。

その結果、絵は横になり、番号だけが元の位置に取り残されました。

1

カードを横倒しにする

回転の指示は絵だけにかかる

2

番号は取り残される

回転前の縦枠を基準に置かれたまま

3

約50px浮いて見える

人の目には「明らかにおかしい」

自動テストはこのズレを一切報告しませんでした。当然です。

テストが見ていたのは「データが正しいか」でした。「どこに置かれて見えるか」は見ていません。


機械の点検と、人の点検は役割が違う

今回でようやく整理できました。両者は別物です。

機械の点検
1分
データが揃っているか・矛盾がないか
人の点検
29分
どう見えるか・どう感じるか

私が用意した点検リストは全部で30分でした。うち機械が1分、残り29分は人の目です。

この配分は偶然ではありません。機械が見られない領域のほうが広いということです。

🤖
機械が得意
数を数える・重複を探す・1000回繰り返す
👀
人が得意
位置のズレ・文章の違和感・使いづらさ
⚠️
どちらも苦手
「この価格で買うか」という判断

学んだ3つのこと

✅ まとめ
  1. テストが緑でも完成ではない。緑は「調べた範囲は問題なし」という意味でしかない
  2. 何を調べていないかを聞く。AIに「このテストで見ていない項目は?」と聞くと素直に答える
  3. 人が見る時間を先に確保する。自動テストを作ると安心して目視を省きたくなる。そこが危ない

今後

点検リストは、機械の欄と人の欄を分けて書くようにします。

分けておくと「機械が全部やってくれた気になる」事故を防げます。

今回のズレは、CSSの1行を直して解決しました。修正後は数値で位置を測って確認しました。


最後に:自分の思い

正直、28項目に合格した瞬間はホッとしました。もう終わりだと思いました。

その1分後に自分の目でズレを見つけたときは、少し肝が冷えました。

あのまま人に渡していたら、最初に気づくのは受け取った人です。

AIは私より速く、正確で、疲れません。それでも、見ていない場所は見ていないのです。

伝えたいことは1つだけ。

テストが全部通った日こそ、自分の目で最後まで見てください。


この記事も Claude Code に書いてもらいました。「結論先行・一文60文字以内・数字を使う・誰向けか明確・自分の思いで締める」の5点を意識した版です。

Claude Code自動テスト非エンジニア品質チェック個人開発

よくある質問

Q. 自動テストが全部合格すれば、もう確認しなくてよいですか?
A. いいえ。自動テストが示すのは「調べた範囲に問題がない」ことだけです。今回は28項目すべて合格した直後に、目視で表示位置のズレが1件見つかりました。人の目で見る時間は別に確保してください。
Q. なぜ自動テストは見た目のズレを見つけられなかったのですか?
A. テストが確認していたのはデータの整合性だからです。カードの枚数や文章の欠けは調べますが、画面上のどこに表示されるかは対象外でした。表示位置は別の仕組みで確認する必要があります。
Q. 非エンジニアでも点検リストは作れますか?
A. 作れます。今回は所要30分で、機械が1分、人の目視が29分という配分にしました。機械に任せる欄と自分の目で見る欄を分けて書くのがコツです。
Q. AIに何を確認すればテストの穴に気づけますか?
A. 「このテストで見ていない項目は何ですか」と聞くのが有効です。調べていない範囲を素直に挙げてくれるので、その部分を自分の目でチェックする計画に回せます。
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