結論:自動テストは28項目すべて合格した。それでも、目で見たら1か所ズレていた
- 自動テストの項目数:28項目
- 実行にかかった時間:1分
- 機械が見つけられなかったズレ:約50px
この記事は、AIに作らせたツールを人に渡そうとしている非エンジニアへの記録です。
AIのテストが全部通ったなら、もう完成でいいんじゃないの?
それが今回、通用しませんでした。合格した直後に、目で1件見つかりました。
何をしていたか
タロットアプリを作りました。人に配る前の最終点検をしていました。
まずは自動テストです。ファイルを開くだけで、アプリが自分で自分を点検します。
確認する内容は28項目。所要1分です。
- カードが78枚あるか
- 正位置と逆位置、156通りの文章が全部埋まっているか
- 10枚引いたとき、同じカードが2枚出ないか
結果は全28項目に合格でした。
156通りの文章を人力で読むのは無理です。ここは機械に任せる場所です。
合格した直後に、目で1件見つかった
自動テストの次は、自分の目で見る番でした。
10枚のカードを並べる「ケルト十字」という並べ方があります。
カードには1〜10の番号が付いています。その 2番だけが、明らかに浮いていました。
本来はカードの角に付くはずの番号が、約50px上に離れていたのです。
28項目に合格した1分後の出来事です。テストが緑でも、完成ではありませんでした。
なぜ機械は見つけられなかったのか
原因は、2番のカードだけ横倒しで置く作りにあったからです。
「横倒しにする」という指示は、カードの絵にだけかかっていました。
番号のほうは、回転する前の縦長の枠を基準に置かれたままでした。
その結果、絵は横になり、番号だけが元の位置に取り残されました。
カードを横倒しにする
回転の指示は絵だけにかかる
番号は取り残される
回転前の縦枠を基準に置かれたまま
約50px浮いて見える
人の目には「明らかにおかしい」
自動テストはこのズレを一切報告しませんでした。当然です。
テストが見ていたのは「データが正しいか」でした。「どこに置かれて見えるか」は見ていません。
機械の点検と、人の点検は役割が違う
今回でようやく整理できました。両者は別物です。
私が用意した点検リストは全部で30分でした。うち機械が1分、残り29分は人の目です。
この配分は偶然ではありません。機械が見られない領域のほうが広いということです。
学んだ3つのこと
- テストが緑でも完成ではない。緑は「調べた範囲は問題なし」という意味でしかない
- 何を調べていないかを聞く。AIに「このテストで見ていない項目は?」と聞くと素直に答える
- 人が見る時間を先に確保する。自動テストを作ると安心して目視を省きたくなる。そこが危ない
今後
点検リストは、機械の欄と人の欄を分けて書くようにします。
分けておくと「機械が全部やってくれた気になる」事故を防げます。
今回のズレは、CSSの1行を直して解決しました。修正後は数値で位置を測って確認しました。
最後に:自分の思い
正直、28項目に合格した瞬間はホッとしました。もう終わりだと思いました。
その1分後に自分の目でズレを見つけたときは、少し肝が冷えました。
あのまま人に渡していたら、最初に気づくのは受け取った人です。
AIは私より速く、正確で、疲れません。それでも、見ていない場所は見ていないのです。
伝えたいことは1つだけ。
テストが全部通った日こそ、自分の目で最後まで見てください。
この記事も Claude Code に書いてもらいました。「結論先行・一文60文字以内・数字を使う・誰向けか明確・自分の思いで締める」の5点を意識した版です。
よくある質問
コメント
記事への感想・質問・指摘など、お気軽にどうぞ。匿名(ゲスト)でも投稿できます。